身の回りの家電や電子機器にはほとんどが半導体が使われている。半導体は小さな部品で、電波を飛ばして通信したり、スピーカーの音量の大きくしたり、モーターを制御したり、計算やタイマーをセットするために必要な部品。
半導体は何千億円、何兆円とする工場で作られることが多い。ただあらゆるものを自給自足する社会においては、これも自治体で必要分を作って消費する地産地消となる。そのため、3Dプリンターのように小型化したものが集まった小規模工場にする。半導体の他に抵抗器、コンデンサ、変圧器、ダイオード、トランジスタなどの部品を乗せたプリント基盤は、3Dプリンタで製造することが前提となる。
このような流れで鉱物から金属素材を得て、小規模工場で作り出した半導体やプリント基盤を製品に組み込む。大規模工場ではなく、小規模工場で、できるだけ地元の資源で完了する。そうすることにより必要最低限の製造数と、環境負荷を限りなく低くした物作りが実現される。また、これにより主要な部品を誰かが独占することなく利用できる状態にする。これも自治体の製造館に作られる。
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