多目的施設はプラウトヴィレッジの中心に建設し、その中心から円形に広がるように住居を配置して自治体を構築していく。
多目的施設の電力や蓄電も各住居と同じとなる。自治体内の最も高い建築物について、日本のように地震が頻繁に起こる国では、高層であるほど建物は大きく揺れ、家具も倒れてくる。よって自治体の取り組みとしてよほどの理由がない限り、建物は樹木よりも低くする。そうすることにより、どこまでも遠くが見渡せる景観が壊されない利点もある。
そして自治体情報を管理する総務部、医食部、製造部の3つの組織を設置する。自治体の中心には運営館、芸術館、製造館の3つを建てる。
運営館には各運営組織、管理室(ICT・電力・水道)、消防車、宿泊施設、斎場、火葬炉、動物炉など自治体を運営する施設が集まる。ICTとはInformation and Communication Technologyの略で、インターネットと情報・通信に関する技術の総称。
芸術館には活動部屋、演芸場、展示室、図書館、病院など芸術活動を行う施設が集まる。 製造館は各工場設備や陶芸室など製造に関する施設が集まる。さらにこの多目的施設の地下に、地下駐車場を作る。
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