日本は地震がよく起こる国で、併せて津波の危険性もある。日本の津波の歴史を200年という時間枠で振り返ると、どこかの地域が大きな津波に襲われ、それによる死者が出ている。つまりプラウトヴィレッジを海沿いに建設するということは、200年のうちに何個かは津波に飲み込まれるということになる。2011年の東日本大震災では津波が内陸10kmまで押しよせた。日本は海沿いから10km内陸に行くと、多くの場合、山が見えてくる。よって日本は居住地を山間部に作るべき国ということになる。また過去のデータから、大陸プレートの境目では巨大地震が起こりやすくなっている。ただどこで起こるかを予測するのは依然難しい。
次に日本の「Prout Village建設可能位置」とその数を見ていく。まず携帯電話などで次のQRコード(Google マップ)を読み取るか、その下のリンクをクリックし、拡大して地図データを見て頂きたい。
この地図は次のように色分けされてある。
・緑色の線 大陸プレート
・青色の丸 福島県の原発から50kmの範囲
・赤色 プラウトヴィレッジの建設可能位置の目安。1つの赤丸は直径4km。
(海岸から内陸10kmとプレート周囲4kmは避けている)
大陸プレートの周囲4kmを避けているが、マグニチュード9クラスの巨大地震が起きた場合、震源から10~20kmも大きく揺れる。重要なことは日本に住んでいれば、どこでも地震が起こるので、住居そのものを巨大地震が起きても大丈夫なものにするしかない。家が倒れず、物が上から落ちてこなければ、死者がでるようなことはほとんど避けられる。そのために、家具や照明の配置の仕方などに工夫を加えることになる。
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