プラウトヴィレッジでは事業を、世界連邦設立までは大きく分けて3段階で進める。
第1段階 設計(自然素材の住居、3Dプリンタ、生活品など)と運営
第2段階 自治体構築 (国内外)
第3段階 世界連邦設立
第1段階
自治体の設計手順は、現時点では次の段階を踏む。
・川が近くにあり、取水できる地域から優先してプラウトヴィレッジの位置を決める。
・現地を見て、衛星写真で住居の配置を決め、何戸の家が建てられるのかを計画する。
・街の中心部となる多目的施設の位置を決める。
・道路の位置を決める。
・取水場所を決め、上水道を道路横に計画する。
・植物や竹などの栽培地域などを決める。
・設計がまとまれば住民と住居を建てていく。
・同時に推薦選挙を行い、各長(リーダー)と総務部、医食部、製造部の代表者を選出する。
・こうしてプラウトヴィレッジとして運営が始まる。
・これらと並行して生活品と3Dプリンタなどの制作も進める。
第2段階
自治体構築を行いたい団体や個人が1番目のプラウトヴィレッジへやってきて、自治体構築方法を学んでいく。そのための体験クラスや宿泊施設が用意されている。ここでは事業継続のため有料となる。
この第2段階ではプラウトヴィレッジに共に住む賛同者を募集することや、日本にいる路上生活者にも希望する人には移住してもらう。日本の路上生活者は2019年の時点で約4555人ほどとされている。プラウトヴィレッジ一つで、日本の路上生活者全員を救済することができる。
また世界中で構築を行っていく上では、スピードが重要になってくる。そのため各国に暫定州都としてプラウトヴィレッジを構築し、その国の人々がその国の構築を行っていく。日本の1つ目のプラウトヴィレッジは、各国の自治体構築の基準となる。
第3段階
最後の第3段階では世界連邦を設立し、世界を統治する。自給自足社会が構築されていない地域へはその構築方法を提供し、世界の人々を自給自足社会でつなげていく。そして世界のおおよその地域が自給自足社会となれば、タイミングを見て世界同時に武装解除を行う。
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