○プラウトヴィレッジの建設位置と数 [2]

  日本の国土面積37万7900㎢のうち、33.6%の12万7000㎢ほどが居住可能面積とされている。その中に2942個のプラウトヴィレッジの建設が可能。その中で4151万7504個の住居が建設できるが、2016年時点での日本の世帯数は5185万世帯であり、その内一人暮らしが1680万世帯となっている。日本の一人暮らし世帯はその後も年々増え続けているが、2016年の数字を使用すると、各プラウトヴィレッジに1100個ずつ計6人が住む一人暮らし用住居も建設すると、全国民に住居が行き渡る。


◯プラウトヴィレッジ一つの場合

 家族用住居13012戸、一人暮らし用住居1100戸×6部屋=6600部屋、合計19612戸(住居は14112戸)。


◯プラウトヴィレッジ日本全体2942個

 家族用住居3828万1304戸、一人暮らし用住居323万6200戸×6部屋=1941万7200部屋(戸)、合計5769万8504戸(住居は4151万7504戸)。


◯比較として日本の世帯数(2016年)

 家族用住居3505万戸、一人暮らし用住居1680万戸、合計5185万戸。

 

 日本は少子化が進んでおり、2020年には1億2596万人、2030年には1億1662万人、2055年には9193万人と人口が減少することが予測されている。つまり住居数は年々少なくなっていく。使用されていない住居は、外部からやってきた人々の宿泊施設となる。


 この作り方は言い換えると、どこにも都市を作らないということであり、日本以外の国にも当てはまる考え方。自治体の住居数の上限を決めておくことで、都市化するのを防ぐ。都市化すれば東京や大阪のように一極集中になり、大地震など大災害が一つ起きれば都市の住民は食べ物も交通手段も失う。



 次は「Prout Village建設可能位置」の地図からの自治体と住居の数。


●北海道地方

合計682ヴィレッジ、住居962万4384戸。

1世帯5人の場合4812万1920人の居住が可能。

2016年時点の人口は547万4000人なので、プラス4264万7920人が住める。


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