○県、国、六大州、世界連邦の推薦選挙 [2]

  現時点での世界連邦の運営組織は総務、医食、製造という3つ。この組織数がどこまで増えるかは未定だが、仮にこの形で世界連邦が開始した場合、総務、医食、製造の長と副長も自治体や県議会と同じく、誠実で実力がある人物は誰かを世界連邦で話し合って決め、最終的に大統領が依頼する権利を持つ。また必要であれば世界連邦の運営組織のサポートに、他の国長と副国長も参加する。


 例として、もしオセアニア州のN群の人物が世界連邦の大統領を担当していて亡くなった場合、その時のS群からの副大統領が次の大統領となる。そして世界連邦の州長や副州長の中から、N群からの副大統領を新たに推薦選挙で選出する。その副大統領が仮に北アメリカ州出身の州長なら、北アメリカ州で新たな推薦選挙が行われ、国議会に参加する人物が決められる。こうした繰り下げ方式とN群S群の交代制で、年々少しずつ世界連邦を運営する州長と副州長の顔ぶれが変わっていく。


 こうして5町会から世界連邦まで、運営と推薦選挙の仕組みは全て同じとなる。現時点で大統領になる人物は、5町会、4町会、3町会、2町会、1町会、県議会、国議会、州議会、世界連邦の9段階の推薦選挙を経ることになる。



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