頭に負荷をかけるには、一つのことをするのではなく、2つ以上の要素を同時に実行させる。それにより脳の思考速度、許容量、決断速度が高まる。この脳の先読み能力が高いほど、結果につながる。個人でも組織でも能力別に所属リーグや階層が決定されているが、先読み能力が高い人ほど上位のクラスの人物となる。対戦する2人の先読み能力が同じレベルであれば、そこに身体能力など他の要素で差がつく。
先読みと推進力、この2つが高ければ結果は出るが、そこに人間として礼節(礼儀と節度)が伴えば最高となる。誰でも愛想が良くて、思いやりがあり、挨拶もお礼もでき、チームのために仲間と協調できる人を好む。礼節がない人物は人から嫌われるので、チャンスの機会が減る。それでも能力があれば結果は出せるが、多くの良い機会を逃すことになる。礼節ある人物がリーダーであると、集団内では良い人間関係の輪が生まれるので、お互いを尊重し合う集団ができる。仕事はできるが礼節がない人物がリーダーになると、居心地が悪く、助け合いの精神が薄い集団になる。
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