古代の遺跡は、黄金比を用いて敷地の設計がされていることがある。同様の場所から切込み接(は)ぎの石積みや黄金比の渦模様が見られることもある。多くの場合、2つの黄金比を大外(おおそと)合わせで揃えて置くと、中央に重なる部分ができる。その重なった部分に合わせて神殿への階段幅などが決められている。その黄金比の中にできる3〜4個目に小さい黄金比に合わせて、通路幅、柱の間隔、部屋の大きさが決められていることもある。それが紀元前1万500年頃から1700年頃まで継続して見られる。
マヤ文明のチチェン・イッツァの戦士の神殿。
ローマ帝国のティトゥス浴場。
日本の唐招提寺。
イランのジャーメ・モスク。
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