共通シンボルである黄金比と渦模様は、自然の様々なものにも見られる。黄金比の曲線(赤線)は物体の中心点を通ることが多いが、正円(青線)の場合は通らない。
台風の渦にも見られる黄金比。2013年の台風Soulik。
2018年の台風Jebi。
2003年のアイスランド付近のサイクロンの黄金比。
りょうけん座にある子持ち銀河の黄金比。直径およそ10万光年。地球からおよそ3700万光年離れたところにある。
天の川銀河。地球のある太陽系を含み、地球から見えるその帯状の姿は天の川と呼ばれる。1000億の恒星がある。
おおぐま座にあるM101。回転花火銀河とも呼ばれる。
ペガスス座の棒(ぼう)渦巻銀河のUGC12158。
しし座の棒(ぼう)渦巻銀河のUGC6093。
植物のような小さなものから銀河のような巨大なものまで黄金比が見られるということは、人間がまだ行ったこともない宇宙の果ても黄金比と渦模様でデザインされている可能性が見えてくる。黄金比の螺旋(らせん)状の渦は拡大しても縮小しても永遠とどこまでも続き、始まりも終わりもない。つまり「無」と同じ真理を表している。黄金比と渦模様は宇宙を形作る組み合わせで、普遍の真理を表している。またこの広大な宇宙も偶然ではなく、秩序を持って作られている。
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