平安京の正門にあたる羅城門(らじょうもん)の東西に、東寺(とうじ)と西寺(さいじ)という2つの寺院の建立が計画された。空海(弘法大師)が嵯峨(さが)天皇から東寺を与えられたとされ、ここは真言密教の道場となる。
金堂に安置されている薬師如来像にも、黄金比の渦模様が見られる。この薬師如来像は1603年に、仏師(ぶっし)の康正(こうしょう)が作ったとされるもの。
金堂は1486年に一度焼失し、その再建も康正が行ったとされる。
東寺の講堂には、立体曼荼羅と呼ばれる21体の像がある。この講堂は空海により839年に完成したとされ、ここも1486年に一度焼失している。
講堂の金剛宝菩薩座像(こんごうほうぼさつぞう)にも、黄金比の渦模様が見られる。
この立体曼荼羅の中心にいる大日如来(だいにちにょらい)坐像にも、黄金比の渦模様が見られる。
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