■1428年 メキシコのアステカ


メキシコの神ケツァルコアトルは農耕神、トウモロコシの提供者、死と復活の象徴、風の神、金星の神、明けの明星などの象徴で、処女である母チマルマンから生まれた。次の画像はケツァルコアトルの黄金比の渦模様。
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神トナティウは太陽神で、手に有翼円盤を持ち、鷲の羽根飾りを身にまとっている。つまりアステカ神話にも共通シンボルが見られる。


次のアステカの創世神話にも、2匹の蛇のシンボルが見られる。


ケツァルコアトルとテスカトリポカが空から舞い降りてくると、ちょうど海を渡ってくるトラルテクトリの姿が見えた。怪物はよほど腹を空かしているのか、大きな口から牙をむいているばかりか、肘や膝など体中いたるところが口と化し、しきりに歯ぎしりしていた。ケツァルコアトルもテスカトリポカも、あのような野蛮な獣がいては、天地創造を終えることはできないと考えた。そこで二柱の神は、 大地を創造するために、二頭の大蛇に変身した。そして一頭がトラルテクトリの左手と右足を抑え、もう一頭がその右手と左足を抑えつけると、両側からひっぱって怪物を真二つに裂いてしまった。やがてトラルテクトリの上半身は大地となり、空中に投げだされた下半身からは天が創造された。

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