コロッセオの建築材料はローマン・コンクリートと言われる。1900年代のコンクリート寿命は約50年から100年程度の中、ローマン・コンクリートは2000年以上の耐久性がある。
ローマン・コンクリートが使用されている建物は次の通り。カラカラ浴場、マクセンティウスのバシリカ、トラヤヌスの市場、ローマ水道の水道橋や導水渠(どうすいきょ)、分水施設(カステルム・アクアエ)、アウレリアヌス城壁(ローマ市街地を取り囲む防御壁)、パンテオン。これらの中には切込み接(は)ぎの石積みが見られるものもある。
パンテオンもサバジオスの浮き彫りと同じ建築デザイン。
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