ソンツェン・ガンポがチベット初の統一王国の吐蕃(とばん)を樹立し、チベットに初めて仏教を導入したとされる。チベット仏教の14世紀の王統明鏡史(おうとうめいきょうし)では、創成神話として「無」をただ際限のない空虚な空間と表現している。そこに十方(じっぽう)から風が起こり交錯(こうさく)しあって、十字の風といわれる風輪ができ、様々なものができていく。
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