奈良の大仏、大日如来、天照大神

鎌倉の大仏は阿弥陀如来(あみだにょらい)で、仏教の五大明王の一角を占める大威徳明王(だいいとくみょうおう)と同一神で、金剛杵(こんごうしょ)も見られる。つまり鎌倉の大仏も、無を表すということであった。

奈良の大仏は毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)と言い、密教では大日如来(だいにちにょらい)と同じ。大日如来の化身の不動明王も金剛杵(こんごうしょ)を持っている。つまり鎌倉も奈良も、どちらの大仏も無を表すということ。

大日如来(だいにちにょらい)は一切の諸仏菩薩(しょぶつぼさつ)の本体とされ、天照大神(あまてらすおおみかみ)と同一視される。つまりあらゆる仏教の神は無のことを指す。天照大神は日本神話に登場する神。皇室が神として祭る神道の神。神社としては伊勢神宮が有名。



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