前方後円墳の誕生 2/2

前方後円墳の内部には巨石の石室がある。この石室はドルメンのように巨石を天井石として置いている。

円墳も古墳時代に作られている。

円や二重丸も共通のシンボルとして、エジプトの装飾品などで見られた。

同時代、八角形の八角墳(はっかくふん)も作られている。

八角形のシンボルも、紀元前1120年頃のバビロニアの石の左上に星の形で見られた。

数は少ないながら六角墳も作られている。

六角形のシンボルは、インドのインダス文明の出土品に見られる。各地の女神が両手で蛇などを持つポーズが、次のインドの出土品にも見られる。その上下に六芒星とゾウが彫刻されていて、六角形、六芒星も共通のシンボルということ。

他にも帆立貝式(ほたてがいしき)古墳、双円墳(そうえんふん)、双方中円墳、双方中方墳なども見られる。これらも今まで見てきたシンボルの組み合わせで作られている。



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