京都の平安京

桓武天皇により京都の平安京が日本の首都となる。1869年に明治政府が東京に拠点を移すまでの日本の首都。ここにも朱雀大路(すざくおおじ)や朱雀門(すざくもん)がある。


平安京でも平城京と同じく平安宮(へいあんきゅう)と呼ばれる大内裏(だいだいり)に、黄金比の鬼瓦がある。

京都御所の清涼殿の一角獣と獅子の像。

京都御所(ごしょ)は、1392年から1869年まで歴代天皇が居住し儀式・公務を行った場所。

京都御所は京都御苑(ぎょえん)の中にある。この京都御苑の敷地は3つの黄金比を並べた大きさ。一部の道も黄金比の比率によって決められている。御所の中心線も黄金比の線上に位置している。


天皇のシンボル

天皇のシンボルは16枚の花弁がある菊花紋(きっかもん)で、メソポタミアのハンドバックを持つ神の腕の16枚の花弁(はなびら)のシンボルと同じ。

またゾロアスター教のアフラ・マズダの壁画の手には、王冠と笏(しゃく)が見られる。王冠は輪から2本のヒモが垂れ下がっている。王冠と笏(しゃく)は天皇の即位の礼でも見られる。平安時代までの纓(えい)は、左右の肩に垂れ下げるなど二枚で、平安末期からは二枚をまとめて一枚になったとされる。つまり天皇の冠と笏(しゃく)も、無を表した共通シンボル。



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