栃木県の日光東照宮

日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)は日本全国の東照宮の総本社的存在。ここにも切込み接(は)ぎの石積みや黄金比の渦模様が見られる。


この日光山(にっこうさん)の開山の祖である勝道上人(しょうどうしょうにん)は、735年に栃木県に生まれたとされる。勝道上人が日光山を開くとき、大谷川(だいやがわ)の急流に行く手を阻まれ神仏に加護を求めた際、深沙王(じんじゃおう)が現れた。深沙王は赤と青の2匹の蛇を放ち、その背から山菅(やますげ)が生え、蛇は大谷川の両岸にからみあって虹のように美しい橋となった。この橋が神橋(しんきょう)で、山菅の蛇橋(じゃばし)とも呼ばれている。

つまり日光にも2匹の蛇、虹、切込み接(は)ぎの石積み、黄金比の渦模様の共通点が見られる。

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